日本中央競馬会(JRA)の夏競馬が開催されている新潟競馬場(新潟市北区)で8月5日、メインレース「新潟日報賞」が行われた。白熱したレースに、競馬ファンや家族連れが熱い声援を送った。
レースは芝の1400メートルで14頭が出走。6番人気のアルーリングウェイが抜け出して1着となった。
会場には約7450人が訪れた。新型コロナウイルスの影響を受けた2022年と比べ約1.3倍。夏の風が吹き抜ける会場で、観客らは大迫力のレースに見入り、先頭の集団がゴールに近づくと、立ち上がって手をたたいたり、「行け!」と声を上げたりしていた。
初めて新潟競馬場を訪れたという柏崎市の会社員男性(55)は「ゴール前の競り合いが面白かった」と話した。