アタランタがウェストハムFW獲得間近。ホイルンドの代役か

写真:アタランタ移籍が近いとされるスカマッカ

ウェストハムに所属するイタリア代表FWジャンルカ・スカマッカのアタランタへの移籍が近づいているようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

同メディアによると移籍金は3000万ユーロ(約47億円)と見られており、すでにスカマッカは加入に向けたメディカルチェックを行うためにローマに移動しているという。アタランタは今夏デンマーク代表FWラスムス・ホイルンドをマンチェスター・ユナイテッドへ売却しており、スカマッカにはその穴を埋める活躍が期待される。

スカマッカは1999年生まれの24歳。ユース時代にラツィオからローマへの禁断の移籍を経てオランダのPSVへ加入すると、2016年にヨングPSVでプロデビューを飾った。その後2017年に母国サッスオーロへと移籍すると、クレモネーゼ、ズヴォレ、アスコリ、ジェノアをローン移籍で渡り歩き、昨シーズンからウェストハムに完全移籍の5年契約で加入していた。

しかしプレミアリーグ初年度となった昨シーズンはケガにも悩まされ、リーグ戦わずか16試合の出場で3ゴールをマークするにとどまった。

スカマッカを巡っては同じくセリエAに所属するインテルも関心を示していたが、現在はアーセナルに所属するフランス代表FWフロリアン・バログンにターゲットを変更している。

果たして、かつて輝きを放った母国への復帰は実現するのだろうか。国内リーグ戦の開幕も目前に迫る中、去就に注目が集まる。

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