厳木川で4年ぶり「川リンピック」 子どもたちが水遊び楽しむ

川リンピックフェスタでターザンロープに挑戦する子どもたち=唐津市厳木町の厳木川

 厳木川を舞台にした「川リンピックフェスタ」が7月30日、唐津市厳木町で4年ぶりに開かれた。地元の小中学生ら約80人が、川の中でドッジボールや大玉転がしなどに挑戦し、水遊びを楽しんだ。

 大人が見守る中、子どもたちはターザンロープ遊びなどにも熱中し、釣り上げたニジマスなどをバーベキューで味わった。福岡市の小学4年木原こゆきさん、こはるさんの姉妹は、母の千里さん(47)の実家が厳木町で、「ターザンロープを5回も遊んだ。公園とは違って最後に水しぶきがかかり、気持ちよかった」と笑顔を見せた。

 水資源環境の維持保全活動に取り組む「中島水辺の交流とオアシスの郷づくり事業推進委員会」が主催した。中島地区では、汚泥や川底に繁殖したオオカナダモの除去活動に取り組み、「親水空間」の創出を進めている。(松岡蒼大)

 

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