アストロズ復帰のバーランダー 7回2失点も援護なく敗戦投手に

【アストロズ1-3ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

アストロズは有望株2選手とのトレードで獲得したジャスティン・バーランダーが古巣復帰後初登板。ヤンキースを相手に7回97球を投げて被安打7、奪三振4、与四球2、失点2の力投を見せたものの、打線の援護に恵まれず、チームを勝利に導くことはできなかった。試合はヤンキースが3対1で勝利し、2番手のイアン・ハミルトンが2勝目(1敗)、5番手のクレイ・ホームズが16セーブ目をマーク。バーランダーは6敗目(6勝)を喫した。

バーランダーは1回裏二死から連続四球でピンチを招くも無失点に抑えたが、2回裏に連打で無死2・3塁のピンチとなり、アンソニー・ボルピーの犠飛で先制点を献上。3回表にホセ・アルトゥーベのメジャー通算200号となる8号ソロで同点に追いついてもらったものの、5回裏にジェイク・バウアーズに勝ち越しの11号ソロを被弾した。アストロズ打線はバーランダーを援護できず、逆に2番手のケンドール・グレイブマンが8回裏先頭のグレイバー・トーレスに17号ソロを被弾。9回表の攻撃は三者凡退に終わり、バーランダーは7回2失点の力投を見せるも復帰登板を勝利で飾ることはできなかった。

試合後、バーランダーは「最初の数イニングはバトルだった。コントロールがなかなか定まらなかったんだ」とコメント。「理由はよくわからないが、そこから立て直し、よりよい投球をすることができた。最後の数イニングはいい感じだったよ」と自身のピッチングを振り返った。ヤンキースのトーレスは「バーランダーは本当にいいピッチングをしていたよ。彼は殿堂入りする選手だ。彼と対戦するとき、僕たちはいつもトラブルに陥る。今日は早い段階で彼のミスを突くことができたね」と語り、殿堂入り確実な名投手のピッチングを称えつつも、チームの勝利を喜んでいた。

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