元日本代表キャプテンである吉田麻也はMLSのLAギャラクシーへ移籍することになった。
同クラブはMLS屈指の人気チームでもある。ここでは、現在チームに所属するスター選手たちを取り上げてみよう。
リキ・プーチ
23歳、スペイン人MF
バルセロナの下部組織で天才MFとして期待され、19歳でトップデビューも果たした。バルサBでは安部裕葵ともプレーしている。
2022年にバルサとの契約が満了になると、20代前半の若さでMLS行きを決断した。
バルサ時代の同僚であるセルヒオ・ブスケツもMLS移籍が決まったが、「自分が一番気に入っているのはこのリーグがハイレベルなこと。全てのチームがどの相手にも勝てるからね。競争が激しいリーグだ。Busi(ブスケツ)と話したけれど、彼はとてもハッピーだったよ」などと話している。
チチャリート
35歳、元メキシコ代表FW
マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリーでもプレーしたストライカー。
上背はあまりないが、それを補って余りある“嗅覚”を持ち、メキシコ代表史上最多得点記録保持者でもある(52ゴール)。
2020年に加わったギャラクシーでは83試合で39ゴールをマーク。今季の年俸740万ドル(10.4億円)はリーグ3位。
ロサンゼルスは大規模なラテン系コミュニティがあり、彼の存在はチームにとって大きいはず。ただ、6月に前十字靭帯の手術を行っており、今シーズン絶望の可能性がある。
ドウグラス・コスタ
32歳、元ブラジル代表FW
バイエルン・ミュンヘンやユヴェントスでもプレーしたレフティアタッカー。驚異的なスピードと切れ味鋭い左足で活躍した。
2022年2月からギャラクシーでプレーしており、今季の年俸450万ドル(6.3億円)はリーグ7位。
今年5月には養育費不払いのために、ブラジルで逮捕状が発行されたと報じられた。
マルティン・カセレス
36歳、ウルグアイ代表DF
20歳で代表デビューすると同国史上歴代6位となる116試合に出場してきたディフェンダー。
バルセロナやユヴェントスでのプレー経験を持ち、サウサンプトンでは吉田ともチームメイトだった。
テクニックに恵まれたタイプではないが、フィジカルとアグレッシブさを兼ね備えており、DFラインならどこでもこなせる。
2022年夏からギャラクシーでプレー。6月に裂離骨折した左膝の手術を受けており、3~5か月ほど離脱する見込み。
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プレミアリーグで長くプレーした吉田はすでに相当な人脈を持っているが、MLSでさらにそれを広げることになりそうだ。