グアルディオラが狙う次なるターゲットは三笘?

写真:確かにマフレズの穴を埋めるには適材と言えるが…… ©Getty Images

マンチェスター・シティは8月5日にライプツィヒからクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオルを獲得した。チェルシーから加入したクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチに次ぐ今夏2人目の補強となったが、イギリス『ザ・サン』紙の電子版によると、ジョゼップ・グアルディオラ監督はブライトンの日本代表MF三笘薫を次のターゲットにしているという。

マンチェスター・シティではアルジェリア代表FWリヤド・マフレズが3000万ポンド(約54億2130万円)の移籍金でサウジアラビアのアル・アハリに移籍しており、グアルディオラ監督はワイドのポジションでプレーできる新たな戦力を求めている。

そして、このスペイン人指揮官は左右どちらのサイドでもプレーできる三笘のことを気に入っており、マンチェスター・シティが今夏、実施したジャパンツアーの最中にも「三笘がプレミアリーグに与えた影響は信じられないほど大きかった。彼は適切な監督のもとで適切な場所におり、並外れたデビューシーズンを送った」などと語り、三笘のことを絶賛していた。

三笘とブライトンの契約はあと2年残っているが、マンチェスター・シティは5年契約を用意して獲得に乗り出す可能性があるという。

ただ、ブライトンが三笘を簡単に手放すとは考えにくく、昨シーズンのパフォーマンスやチームに与えた影響力を考えると、ブライトンが要求する移籍金の額は5000万ポンド(約90億6920万円)に達する可能性がある。

そして『ザ・サン』電子版は、万が一、三笘のマンチェスター・シティ移籍が実現した場合、窮地に立たされるのはチェルシーだと報じている。

ブライトンは今夏、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターを3500万ポンド(約63億4840万円)の移籍金でリヴァプールに放出した。そのうえで三笘まで失うことになれば、チェルシーが獲得に執心しているエクアドル代表MFモイセス・カイセドの放出には踏み切らないだろう、というのがその理由だ。

チェルシーは何度もカイセドの獲得に向けて移籍金を提示しているが、先日も9000万ポンド(約163億2450万円)を提示した4度目のオファーをブライトンに断られている。

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