韓国の慶尚南道は４日、晋州駅（晋州市）とソウル・水西駅をつなぐ高速鉄道「ＳＲＴ」が９月１日に開通すると発表した。道内からソウルまで乗り換えなしで移動できることになり、交通利便性が大幅に改善する。
当面は１日に上下線４本が運行される。予約販売は８月中に開始される予定だ。晋州駅から馬山—昌原—昌原中央—進永—密陽を経て東大邱駅で既存路線に乗り入れる。
■道内から首都圏まで２時間台に
これまでは、慶尚南道からソウル・江南エリアに行くためには東大邱駅でＳＲＴに乗り換えたり、高速鉄道「ＫＴＸ」で光明駅やソウル駅で乗り換える必要があった。今回のＳＲＴの開通で、道内から首都圏まで２時間台で移動できるようになる。
同道は今後も本数の増便などに向けて国土交通省と協議を行っていく方針だ。
