家族でヒマワリ畑散策 南砺・桜ケ池でフェス 4万5000本、3割が開花

 南砺市の城端ひまわりフェスティバルは6日、南砺市桜ケ池クアガーデンに隣接するヒマワリ畑で開かれた。40アールの畑に植えられた4万5千本のヒマワリは6月の雨の影響で生育が遅れ、開花は全体の3割にとどまり、1週間後に見ごろとなる見込み。会場では県警音楽隊の演奏や「城端クラブJoy」のフラダンスショーなどがイベントに華を添えた。

 会場に家族連れや若者が訪れ、花を背景に記念撮影する姿がみられた。ちんどんショーやジャズ演奏が会場を盛り上げた。家族で初めて訪れた熊本拓馬さん(33)=富山市=は「花は少なめだったが、妻や長男と一緒に散策を楽しめた」と話した。

 住民有志でつくる「城端ひまわりプロジェクト実行委員会」が2013年から実施し、今年で11回目を迎えた。南砺署も協力した。ひまわり写真コンテストの作品を募集している。

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