オリオールズ70勝到達 藤浪4ホールド目、自己最速の102.6マイル

【メッツ0-2オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

ア・リーグ最高勝率を誇るオリオールズは、タイムリーなしで2点を奪うと、5人の投手が完封リレーを完成させ、2対0で勝利。本拠地でのメッツ3連戦をスイープして連勝を4に伸ばし、リーグ一番乗りで今季70勝に到達した。オリオールズ2番手のシオネル・ペレスが1回1/3を無失点に抑えて4勝目(1敗)をマークし、5番手のフェリックス・バティースタは30セーブ目を記録。メッツ先発のホセ・キンタナは7回途中6安打2失点の力投も3敗目(0勝)を喫した。

トレード・デッドライン以降、まだ勝利がないメッツを相手に、オリオールズが試合巧者ぶりを見せつけた。5回裏一死からホルヘ・マテオが三塁打を放ってチャンスを作ると、アドリー・ラッチマンの内野ゴロの間に先制。7回裏には連打で無死1・3塁のチャンスを作り、ライアン・オハーンの内野ゴロの間に2点目を奪った。先発のカイル・ブラディッシュは制球が安定せず、5回途中で降板したが、ペレス、コール・アービン、藤浪晋太郎、バティースタとつないでメッツ打線をシャットアウト。見事に3連戦のスイープを完成させた。

2点リードの8回表に4番手としてマウンドに上がった藤浪は、ピート・アロンソを見逃し三振、DJ・スチュワートを空振り三振、オマー・ナルバエスをショートフライに仕留め、三者凡退の好リリーフ。スチュワートを三振に仕留めた4シームは自己最速の102.6マイル(約165.1キロ)を計測した。移籍後初ホールドを記録し、今季通算4ホールド目。防御率は7.76となった(移籍後の防御率は3.12)。

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