響くかけ声、沿道も一体 山形花笠まつり・第2日

にこやかに正調踊りを披露する花笠舞踊団。第2日は約3000人がパレードし一段と盛り上がった=山形市役所前

 第61回山形花笠まつりは第2日の6日、51団体の計約3千人が山形市の目抜き通りを練り歩き、大粒の汗を滴らせながら、情熱的なパフォーマンスで県都の夏を熱くした。

 日中は前日に続いて雨が降り、パレード時間帯には心地よい風も吹いた。色鮮やかな着物をまとって華麗に舞う正調女踊り、豪快に笠を振り回す男踊り、チアダンスやストリートダンスを取り入れた創作踊りなどが次々と繰り広げられ、沿道を埋めた市民や観光客を楽しませた。

 踊り手の「ヤッショ マカショ」のかけ声に応え、観衆も声援と拍手を盛んに送り、一体となって盛り上げる。4年ぶりに制限がなくなったまつりの熱気は、フィナーレに向けて一層高まった。

男子高校生が力強い踊りを披露した
青い笠で威勢良く踊る山形南高生
華やかな創作踊りで沿道を沸かせた日大山形高ダンスドリル部

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