「とうろう流し」4年ぶり自らの手で  いつもの光景もどる 広島市

6日夜、原爆ドーム前では自分の手で川に浮かべるとうろう流しが4年ぶりに戻ってきました。

78回目の原爆の日を迎えた6日、とうろう流しが始まる午後6時から元安川に多くの人が訪れました。

4年ぶりに自分の手でとうろうを流す「手流し」ができるようになり、思いを込めて作ったとうろうを次々と川に浮かべていくいつもの光景が戻ってきました。

今年は外国人がとうろうを流す姿も多く見られたということです。

「家族と一緒にいられることへの平和を願って書いた」「戦争が早く終わってほしい」

およそ5000のとうろうが平和への思いを乗せて夜の川に静かに灯していました。

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