日光で「キャニオニング」人気 県外観光客が涼満喫

笑顔で清流を滑り降りる参加者=7日午前9時55分、日光市の鬼怒川支流

 夏休み真っ盛りの中、日光市内の渓谷で、沢下りを楽しむ「キャニオニング」が人気を集めている。7日も県外の観光客が清流で涼を満喫した。

 同市鬼怒川温泉滝の体験型観光事業者「NAOC」が市内の鬼怒川支流で手がけるツアーには夏休み期間中、毎日15人以上の予約が入っている。今年は、新型コロナウイルスの影響で減少した外国人観光客の客足が戻ってきているという。

 この日のツアーは2回あり、計15人が参加。ライフジャケットなどを着用し、ガイドの案内で沢を滑り降りたり、高さ約2メートルの岩場から川に飛び込んだりして歓声を響かせた。

 家族4人で参加した神奈川県平塚市桃浜町、小学5年永田大陽(ながたたいよう)君(10)は「飛び込んで水しぶきを上げるのが楽しかった」と満足げに話した。

 

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