目指せ標高3000メートル 富山県内外児童ら、黒部出発し立山へ

滑川市の海岸沿いをマウンテンバイクで駆け抜ける子どもたち

 小中学生が富山県内の山や海の自然を満喫する「チャレンジ&チェンジ!2023~海抜0メートル~3000メートルへの挑戦」が、立山青少年自然の家(立山町芦峅寺)を発着点に行われている。自転車行程の7日は、黒部市窪野の市ふれあい交流館あこや~のを出発した子どもたちが、マウンテンバイクで立山山麓を目指した。

 9泊10日の日程で、県内外の小学5年生から中学3年生までの23人が参加。5日に開会式を行い、6日は富山湾の自然を満喫した。7日は富山湾岸と常願寺川沿いを走って本宮砂防堰堤(えんてい)を目指したが、暑さと雷予報のため、富山市内で行程の一部を取りやめた。

 神奈川県鎌倉市の中学3年生、今森天さん(14)は「富山の海は生き物が豊かできれいだった。標高3千メートルを目指して仲間と協力しながら頑張りたい」と話した。

 10日から2泊3日の立山登山を予定。雄山(3003メートル)や県内最高峰の大汝山(3015メートル)の登頂を目指す。北日本新聞社後援。

滑川市の海岸沿いをマウンテンバイクで駆け抜ける子どもたち
7日は立山山麓まで自転車で向かう

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