電気ケトルの水、入れっぱなしで大丈夫？
電気ケトルにたくさんお湯を沸かしてそのまま放置していると、徐々にケトル内のお湯の温度が落ちてきます。電気ケトル内のお湯が冷めてしまった場合、入れっぱなしにしておいても問題ないのでしょうか？電気ケトルを扱う上で、知っておきたい情報を集めました。
電気ケトルのお湯や残っている水、どうすべき？
電気ケトルのお湯や水が余ったらどうすべきなのか、水の交換や再加熱についてチェック！
電気ケトルのお湯が、水になってしまった！どうすべき？
電気ケトルのお湯が水になってしまっているときは、水を交換して使う分だけお湯を沸かしましょう。電気ケトルのお湯が水になってしまっている段階で、水の中に細菌が発生している可能性があります。
水になる過程で細菌が繁殖するため、水になってすぐであれば大丈夫！というわけではありません。冷めてしまったお湯は、飲まないようにしましょう。花の水やりや外の打ち水など、人が直接触れない活用方法であれば、水は再利用できますよ。
電気ケトルの水が冷めている！再沸騰させれば大丈夫？
電気ケトル内のお湯が冷めて水になっている場合、再沸騰させればお湯として利用できるのでしょうか？答えは、NO！再沸騰させても、ケトル内の水の細菌は死滅しない可能性があります。
また、一度沸騰させたお湯は、カルキが抜けるので腐敗しやすくなります。やかんで沸かした水だけでなく、電気ケトルで沸かした水も例外ではありません。腐敗した水を飲んでしまうと、食中毒を起こす原因につながるので、非常に危険です。再加熱しても、腐敗の事実は変わりません。
電気ケトルの水を交換するタイミング
電気ケトルの水を交換する目安は、以下の通りです。
- 沸騰後、すぐにお湯を使いきれずに長時間放置してしまった
- ケトル内のお湯が、冷めて水になっている
- ケトル内に水垢が溜まっている
余ったお湯をそのままにしておくと、水に雑菌が発生するリスクを高めてしまいます。それだけでなく、ふとしたときにケトルが転倒してお湯がこぼれてしまう恐れがあります。ケトル内の熱いお湯が人や動物にかかってしまうと、大やけどを負う可能性があるので非常に危険です。
ケトルのお湯は、一回で一気に使い切ることを想定されているので、余ったお湯はその都度捨てましょう。もったいないような気もしますが、食中毒やけがのリスクをなくすためにも、余ったお湯は破棄する習慣を持つよう心がけてくださいね。
まとめ
電気ケトル内のお湯が水になってしまっている場合は、潔く破棄するのがおすすめです。使う分だけお湯を沸かし、食中毒にならないよう配慮して水をケトルに注いで沸騰させて利用しましょう。
