二戸・浄法寺小6年生12人と保護者7人は7日、手作り弁当を地域住民らへ届ける「Smile Jキッチン」を初めて行った。地元産の夏野菜をふんだんに使った弁当を手作りし、1人暮らしの高齢者や交通指導隊員などに配達。世代間交流の機会とし、地域のつながりを強める。
二戸市浄法寺町の市ほほえみセンターで調理し、市社会福祉協議会浄法寺支所の職員もサポートした。シイタケとピーマンの肉詰め、ジャガイモの煮っころがし、トマトのシロップ漬けなどを作り、容器に盛り付け。ご当地キャラクター「浄法寺のねこ」と笑顔マークがデザインされた掛け紙を付け、2時間ほどで夏野菜弁当50個が完成した。
子どもたちは地域を回って、25個ほどを配達。1人暮らしの高齢者のほか、スクールガードや交通指導隊員、浄法寺小教諭など日頃からお世話になっている人たちに「一生懸命作りました。おいしく食べてください」と手渡した。