朝ドラ・万太郎夫妻の第2子が誕生、名前の由来に視聴者涙

草花をこよなく愛する主人公・槙野万太郎が植物を研究するため上京し、波乱の時代をたくましく生きる連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。8月8日放送の第92回では、悲しみに暮れていた万太郎夫妻のもとに第2子が誕生するシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

微笑みながら千歳とふれあう綾(佐久間由衣)、寿恵子(浜辺美波)(C)NHK

万太郎(神木隆之介)と寿恵子(浜辺美波)のもとに第2子が生まれ、愛する娘・園子を亡くした2人は喜びを噛みしめる。その矢先に、ロシアの植物学者・マキシモヴィッチ博士の訃報が届き、万太郎はロシア行きを断念。それでも自分ができる限りの研究をしようと誓う。

すると、土佐から姉の綾(佐久間由衣)と竹雄(志尊淳)が上京し、2人は実家の酒屋「峰屋」を守れなかったことを万太郎に詫びる。万太郎はショックを受けつつも、2人が自分たちの行動を後悔していないことに安堵するのだった。

愛する娘・園子を病で失い、一時は寿恵子が食事もできないほどに憔悴していた万太郎夫妻。今回の放送では、万太郎が生まれてきた赤ん坊の長寿を願い「千歳」と名付けるシーンが描かれた。

SNSでは千歳の誕生を喜ぶ声とともに、「千歳ちゃん、その名に込められた想いに泣く」「長寿の願いを込めた千歳ちゃん・・・」「長生きすることを願って『千歳』・・・園ちゃんの分まで・・・」と命名の重みを感じる声もあがっていた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。8月9日放送の第93回では、万太郎が植物学教室で起こった出来事を竹雄に話す。

文/つちだ四郎

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