カーディ・B、観客に向かって投げたマイクが約1430万円で落札

カーディ・Bが、手に負えないファンへ向かってライブ中に投げつけたマイクが、10万ドル(約1433万円)近いチャリティーへの寄付金に変わった。

現地時間2023年7月29日、カーディが、米ラスベガスのドレイズ・ビーチ・クラブでの公演で観客に激怒しマイクを投げつけたことが話題になった後、音響制作会社ザ・ウェイブのオーナーであるスコット・フィッシャーが、このマイクをeBayのオークションに出品した。1週間のうちに122の入札があり、マイクは99,900ドル(約1431万円)で落札された。

オークションは、カーディがパフォーマンス中に、彼女にコップ一杯の液体をかけたファンに向かってマイクを投げた数週間後に行われた。その一件は、ショーの序盤でカーディがクールダウンするために観客に軽く水をかけるように頼んだ後に起った。その後、ある観客が“ステージから投げつけられたものが当たった”として警察に被害届を提出した。米ラスベガス警察は、被害届を受理したことを認める際、カーディの名前は出さなかったが、被害届に書かれていた事件発生場所が彼女がパフォーマンスをしていた会場の住所と一致していた。

凶器と化したマイクは、eBayに500ドル(約7万円)で出品された。フィッシャーは米TMZに対し、投げつけられた後も機能しているというマイクの元の価格は1,000ドル(約14万円)だったと語っていた。彼は、オークションの売上を傷痍軍人プロジェクト、児童養護を目的とした地元の非営利団体フレンドシップ・サークル・ラスベガスに寄付すると発表していた。

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