東証、午前終値は3万2241円 一進一退、米株安で売り先行

東京証券取引所

 9日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は、前日終値を挟んで一進一退の展開となった。前日の米国株式市場が下落した流れを引き継ぎ、朝方から売り注文が先行した。一方、好業績を発表した銘柄が買われたほか、インバウンド(訪日客)需要の増加期待から平均株価は上昇に転じる場面もあった。

 午前終値は前日終値比135円66銭安の3万2241円63銭。東証株価指数(TOPIX)は9.38ポイント安の2282.35。

 前日の米株式市場のダウ工業株30種平均は、米格付け会社が米中堅銀行などを格下げしたことを受け反落した。

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