ラツィオ鎌田大地も!攻撃が武器なのに背番号6をつけたスター6人

ラツィオに移籍した鎌田大地は、新天地で背番号6を背負うことになった。

鎌田本人は3列目でのプレーに自信を持っているが、6番は守備的な選手が背負うことが多い番号だ。ここではそんな意外な6番たちを取り上げてみる。

ケヴィン・デブライネ

現在、マンチェスター・シティでプレーするベルギー代表MF。

世界最高のMFとして君臨する男は、昨季ついにUEFAチャンピオンズリーグ初優勝を成し遂げた。

チェルシーからローンされた2012-13シーズンのブレーメンで6番を着用。代表では7番を背負っており、意外にもクラブでも代表でも10番には縁がない。

アンドレス・イニエスタ

バルセロナとスペイン代表で一時代を築いた稀代のMF。

バルサでは24番でデビューした後に背負った8番を背負い続けた。ヴィッセル神戸やこのほど移籍したUAEのエミレーツ・クラブでもこの番号をつけている。

一方、代表では6番で定着。バルサでは6番だったチャビ・エルナンデスが代表では8番を背負っており、イニエスタと不思議な逆転現象が起きていた。

エマニュエル・アデバヨール

アーセナルやマンチェスター・シティでもプレーした元トーゴ代表FW。190cmを超える体躯を持ち、フィジカルとしなやかさと兼ね備えていた。

2011年1月にシティからローン移籍したレアル・マドリーで6番を着用。リーガでは原則的に背番号が25番までに限られることの影響があったはず(CLでは規定により28番)。

代表では4番を背負っていたが、それは4番を愛用したナイジェリア代表FWヌワンコ・カヌへのリスペクトからだったそう。

ティエリ・アンリ

アーセナルで絶対的なエースとして大活躍した元フランス代表。

クラブでは14番、代表では12番のイメージが強いが、わずか半年で退団するなど失意を味わったユヴェントスで6番をつけた。

アンリは1999年1月にモナコからユーヴェに移籍すると8月にアーセナルへと移籍している。ちなみに、当時ユーヴェで14番だったのは、ディディエ・デシャン。

ホセ・アントニオ・レジェス

セビージャで育成され、レアル・マドリーやアーセナルでもプレーした元スペイン代表FW。

サイドプレーヤーとしては最高級のシュート技術を持つレフティドリブラーだった。

セビージャやアトレティコ・マドリーでは10番、アーセナルでは9番をつけたが、2008-09シーズンにプレーしたベンフィカでは6番を着用。

2019年、自動車事故により35歳の若さで逝去している。

ティアゴ・アルカンタラ

バルセロナで育成され、バイエルンでもプレーし、現在はリヴァプールに所属するスペイン代表MF。

元ブラジル代表マジーニョを父に持ち、弟ラフィーニャ(現アル・アラビ)はブラジル代表を選択した。

あのジョゼップ・グアルディオラ監督をして「全てを持っている選手」と言わしめたほどの天才。

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バルサでは11番もつけたが、バイエルンとリヴァプールでは6番で定着。代表では10番を背負うことが多かった。

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