愛媛県松山市の松山城の門に複数のひっかき傷が見つかりました。
松山市は被害届を提出し、警察が詳しく調べています。
(記者)
「本丸広場へと続く道にある門を見上げると、引っ掻いた傷のようなものが3か所確認できます」
松山市によりますと、傷がついていたのは国の重要文化財に指定されている、松山城の「戸無門(となしもん)」と「隠門(かくれもん)」で、今月3日の見回り中に発見されたということです。
2つの門の傷は長さ5センチから30センチほどで、少なくとも6か所確認されたとということです。
市が調査を進めた結果、新たな傷と判明し、9日警察に被害届を提出しました。
担当者は「国の宝が傷つけられたことは残念」と話しています。