立命館宇治高校、1回戦突破ならず 強力打線につかまり完敗

立命館宇治-神村学園 4回表神村学園2死三塁、0-4とされマウンドに集まる立命館宇治ナイン(甲子園)

 第105回全国高校野球選手権第4日は9日、兵庫県西宮市の甲子園球場で1回戦4試合を行った。第4試合では、4年ぶりの出場となった立命館宇治が2-10で神村学園(鹿児島)に完敗し、前回出場した2019年以来の初戦突破は果たせなかった。

 立命館宇治はエース十川ら3投手が相手の強力打線につかまった。一回に2本の二塁打で先制を許すと、二回も3長短打で1点を追加された。四回にも3長短打で2点を加えられるなど、計18安打を浴びて10失点。打線は六回に井上、北川の連続二塁打で1点を返し、九回にも代打市村の適時三塁打で1点を加えた。だが、三回1死満塁と四回1死一、二塁で併殺に倒れるなど、全体的につながりを欠いた。

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