ミランFWデ・ケテラエルはアタランタ行きに「YES」も… 代理人の要求が移籍の障害に

[写真:Getty Images]

アタランタ行きで話が進んでいるミランのベルギー代表FWチャールズ・デ・ケテラエル(22)だが、移籍実現に向け暗雲が立ち込めているようだ。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が報じている。

昨夏は攻撃のクオリティを上げる存在と期待されながらミランに加入したものの、あまりチームに貢献できずに2022-23シーズンを終えたデ・ケテラエル。今夏は獲得を推進したとされるテクニカル・ディレクター(TD)のパオロ・マルディーニ氏が退任したこともあり、デ・ケテラエルの移籍説が浮上。アタランタへの買い取りオプション付きレンタルへと向かっていた。

ミランとアタランタはクラブ間で合意に達し、契約が成立するかどうかは選手本人の意向次第という状況だった中、デ・ケテラエルは移籍にOKを出した模様。しかし、デ・ケテラエルの代理人を務めるトム・デ・ムル氏が“許容できない“ほどの手数料を要求しているようで、事態が複雑化。デ・ムル氏側が条件を改めるか、デ・ケテラエルが強く「アタランタでプレーしたい」と移籍を希望するなど、何かしらの変化が必要とみられている。

9日中にはデ・ムル氏とアタランタ側の新たな話し合いが行われるようで、デ・ムル氏が条件を改めるにせよ改めないにせよ、アタランタは答えを欲しているとのこと。折り合いがつかなければ移籍のハードルが一気に上がるリスクもあるが、どのような結末が待ち受けているのだろうか。

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