PSGから構想外通告のネイマールにMLSクラブが強い関心か

写真:PSGから構想外であることを告げられたネイマール ©Getty Images

パリ・サンジェルマンから構想外を告げられたとされるブラジル代表FWネイマールに対し、MLSのクラブが強い関心を示しているようだ。イギリス『デイリーメール』電子版が伝えている。

PSGではルイス・エンリケ監督とルイス・カンポスSDが会談を行い、ネイマールに加えてイタリア代表MFマルコ・ヴェラッティ、ポルトガル代表MFレナト・サンチェス、フランス人FWヒューゴ・エキティケ、スペイン人DFフアン・ベルナトの5選手に対して「クラブのプロジェクトに含まれていないので、移籍先を見つける必要がある」と通告したという。

実際、ネイマールとヴェラッティは直近2日間、クラブのトレーニングには姿を見せておらず、チームの集合写真撮影も欠席した。ネイマールについては今週初め、今夏の退団の意思をクラブに伝えたと報じられており、これに対する措置としてチームから除外されたと見られている。

ネイマールの移籍先についてはチェルシーが関心を示しているという噂もあるが、移籍市場の専門家であるイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は「ネイマール自身はバルセロナへの復帰を希望している」とする一方で「MLSも具体的な関心を示している」と言及。

「MLSの複数のクラブが移籍先の候補になっているが、特にロサンゼルスFCが強い関心を示している」としている。

MLSではアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのインテル・マイアミへの移籍が決定し、先日にはMLSコミッショナーのドン・ガーバー氏がフランス代表FWキリアン・エムバペのアメリカ上陸の可能性について言及した。

PSGの前線で躍動していたメッシ、ネイマール、エムバペの3人がいずれもアメリカでプレーするという可能性が浮上したわけだが、まずはPSGから構想外を告げられたとされるネイマールの去就に注目が集まる。

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