ゆいレールが3両化、沖縄 開業20年、利用者増に対応

運行を開始した3両編成の沖縄都市モノレール(ゆいレール)=10日午後、那覇市

 開業20年を迎えた沖縄都市モノレール(ゆいレール)は10日、3両化車両を導入し、那覇空港ターミナルビル内で記念式典を開いた。観光客ら利用者の増加を踏まえ、輸送力増強で混雑緩和を図る。朝夕のラッシュ時間帯を中心に走らせる。

 式典には沖縄県の玉城デニー知事のほか、菅義偉前首相や岡田直樹沖縄北方担当相らが出席。あいさつした玉城氏は「ゆいレールが定時性に優れた公共交通機関として浸透し、喜ばしい。今後ますます利用者が増える見通しだ」と述べた。

 これまで2両車両21編成で運行してきたが、3両車両2編成を追加。2023年度中に4編成まで増やす。

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