南野陽子さんら京都・舞鶴の曲を制作 コメ作りが縁、ライブで披露へ

5月に田植えをした際の宗本さん(左から2人目)や南野さん(同3人目)=舞鶴市室牛

 京都府舞鶴市の室牛地区で昨年からコメ作りに取り組んでいる俳優で歌手の南野陽子さんと音楽プロデューサーの宗本康兵さんが、舞鶴をイメージした楽曲を制作した。9月2日には同市浜の赤れんが博物館前広場で、楽曲を披露するライブと市への贈呈式が行われる。

 楽曲のタイトルは「飛揚(ひよう)~再会の似合うまち・舞鶴~」で、南野さんが作詞と歌唱、宗本さんが作曲を担当。ゆったりとしたメロディーと「何度も誰をも迎えてくれる『ただいま』『おかえり』再会の似合う町」といった歌詞が合わさっている。

 市によると、南野さんらはコメ作りを通して地域住民と交流を深める中、舞鶴の人々から感じた温かさを表現したという。贈呈式に先行し、8月1日よりFMまいづるで流される予定。

 9月2日午後6時半開演のライブには南野さんや宗本さんに加え、歌手の中嶋ユキノさんと海上自衛隊舞鶴音楽隊が出演する。チケットは1500~3500円。8月1日から市総合文化会館やJR西舞鶴駅のまいづる観光ステーションで販売する。問い合わせはCALARS=0773(24)2822。

© 株式会社京都新聞社