台風6号去るも…7号がお盆休みに東日本に直撃か 広島への影響は【動画ニュース】

九州の西の海上を北上した台風6号の影響で、山陽新幹線は広島-小倉間で9日夜から10日朝にかけて「計画運休」を行いました。日本列島に向かって次の7号が北上しています。お盆に東日本を直撃するおそれがあり、全国的に広く交通機関が乱れる可能性があります。

10日午前7時すぎの広島駅、改札の前には列車再開を待つ人がいました。

西明石に行く人
「(計画運休は)知ってはいましたけど、ちょっと早く来れば違う列車に乗れるかなと思ったので。天災なので仕方ないと思います」

熊本に行く人
「きのうの夕方くらいに判断してチケットを手配しました。本当はきのう…。きのう、行きたかった人がきょうに集中しているみたいなことを聞きましたけど」

山陽新幹線の広島-小倉間は上下線ともに午前7時45分に運転を再開しましたが、9日夜から10日朝にかけて約5200人に影響があったということです。

RCCウェザーセンター 近藤志保 気象予報士
「午前8時半の広島市中区です。この時間、小雨が降ったりやんだりしています。ときおり強い風が吹くと木の葉っぱや標識の看板が大きく揺れています」

広島県内では台風6号によってやや風が強まったものの、天気が大きく荒れるようなことはありませんでした。台風6号は朝鮮半島へと進み、すでに広島からは離れていきましたが、南の海上には次の台風7号があって、発達しながらゆっくり北上しています。

今のところ、広島に接近する可能性は小さそうですが、お盆の期間に東日本を直撃するおそれが出てきています。全国的に交通機関が乱れるなど大きな影響を受ける可能性があります。まだしばらく台風情報が気になる日々が続きそうです。

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