4年ぶり提灯行列、にぎやかに 「ひがしね祭」開幕

4年ぶりに行われた「動く七夕提灯行列」で元気に声を上げてパレードする子どもたち=東根市

 東根市の夏祭り「ひがしね祭」が10日、市役所周辺を主会場に開幕した。初日は4年ぶりの実施となるメインイベント「動く七夕提灯(ちょうちん)行列」に市民ら約2700人が参加し、にぎやかにパレードを繰り広げた。

 14団体が東根公民館と五間通り交差点をスタートして市役所前までを練り歩いた。子どもたちはアニメキャラクターなどを描いた「田楽提灯」を掲げ、電飾が施された山車とともに祭りを華やかに盛り上げた。太鼓の演奏や踊りなど各地域の伝統芸能を織り交ぜるグループもあり、沿道の観客は各団体の多彩なパフォーマンスを楽しんだ。

 最終日の11日は熱中症対策として一部イベントの開始時刻を変更し、多彩なダンスを披露する「おどりの競演」(午後4時から)、市内3団体がみこしを担いでかけ声を響かせる「激突!みこしと神輿(みこし)」(同)などが行われる。

4年ぶりに行われた「動く七夕提灯行列」=東根市

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