東海道新幹線が史上最多の1日471本を運行 最高速度285キロに統一後、3年半越しに…「のぞみ12本ダイヤ」をフル稼働

10日、東海道新幹線が史上最多の471本を運行したことがわかりました。

JR東海によりますと、10日の東海道新幹線の始発から終電までの運行本数は471本で1987年のJR東海発足以来、過去最高の本数だったということです。

これまでの最高本数はことし1月3日と2020年の8月16日の455本で、今回その数字を16本更新したことになります。午後6時から午後6時59分までの1時間のうちに東京駅を出発した新幹線(のぞみ・こだま・ひかりの合計)は17本で、3分32秒に1本、新幹線が東京駅を出発した計算です。

東海道新幹線は2020年3月に車両の更新が完了し、それまでバラバラだった最高速度が285キロに統一されました。このため1時間に12本の「のぞみ」が走る「のぞみ12本ダイヤ」が実現しました。

新型コロナの影響で利用者が激減したため本数が減らされていましたが、新型コロナの5類移行による利用者の回復とお盆の需要が重なったことにより、およそ3年半越しに「のぞみ12本ダイヤ」が最大限稼働したということです。

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