ボーイスカウト県内4団体合同の「チャレンジサバイバルキャンプ2023」が10日、大江町の県朝日少年自然の家で始まった。小学6年~中学2年の隊員と指導者ら計42人が参加し、13日まで3泊4日のキャンプ生活や野外活動を通じて絆を強める。
日頃習得した技術を発揮する場を設けようと、ボーイスカウト県連盟(松田隆仁理事長)が初めて主催した。隊員は期間中、ブルーシートによるテント設営や竹を使った炊飯などに取り組む。初日は同自然の家で開会式が行われ、松田理事長が「困難な状況でも思い切って挑戦し、楽しんでほしい」とあいさつした。参加者全員で連盟歌を斉唱して気持ちを高めた。
寒河江第1団所属の河北中2年後藤優芽(ゆめ)さん(13)は「4日間、文明の利器から離れる状況になる。暑さに気を付け、仲間と協力したい」と意気込んでいた。