あんバタージェラート発売 本家の福田パンが監修

あんバタージェラートを開発した一ノ渡渉代表(左)と監修した福田潔社長

 盛岡市のたまやま温泉Lab(ラボ、一ノ渡渉代表)と紫波町の建設業オービットワン(佐藤大実(おおみ)社長)は11日、あんバタージェラートを発売する。「盛岡のソウルフード」でなじみの福田パンが監修。本家と同じ材料を使い、幅広い世代に愛されるデザートとして普及を目指す。

 盛岡産の生乳を使った甘さ控えめのミルクジェラートにあんことバターを混ぜ合わせた。ジェラートと「あんバター」で層をつくることで、塩味と甘さのバランスを保つ。1個(120ミリリットル)400円。11日にらら・いわて盛岡店とユートランド姫神で売り出す。

 食やスポーツを通じて地域を盛り上げようと活動する佐藤社長(47)が福田パンの福田潔社長(54)と親交があり、新たな名物を作りたいと今春に企画。乳製品の製造販売を手がけるたまやま温泉ラボが開発を担った。

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