競泳の日本代表選手から強化体制への不満が出ていることについて、長く中心選手として活躍した松田丈志さんが11日、東京都内でのイベント後に取材に応じ「日本競泳界の強みはチーム力。しっかり本音をぶつけ合って、また一枚岩になってもらえれば」と結束を呼びかけた。
日本オリンピック委員会（JOC）のアスリート委員長を務める松田さんは、選手に寄り添う姿勢を示す一方で、東京五輪に向けて手厚い支援を受けてきた選手らに「ぜいたくな部分もある」と指摘。「予算がつくように結果を出す覚悟も必要。結果を出すことでスポンサーがつくというサイクルをもう一度、つくっていかないといけない」と訴えた。
