夏の甲子園、北陸は慶応に初戦で敗れる 終盤に意地の猛反撃も4-9

 第105回全国高校野球選手権大会第6日は11日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦を行い、北陸(福井)は序盤に失点を重ね慶応(神奈川)に4―9。3回戦進出はならなかった。

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⇒北陸が9回に猛反撃【写真11枚】

 北陸は序盤から猛攻を受け苦しい立ち上がり。打線は攻めあぐね四回まで1安打に抑えられた。五回、野路也真斗と友廣陸の安打で2死一、二塁、七回には小矢宙歌が二塁打を放ち無死二塁の好機をつくるもホームが遠かった。しかし最終回に反撃開始。平田海智の安打などで2死ニ、三塁の好機に代打宮脇隆之介が適時三塁打を放ち、2点を返す。続く友廣が本塁打を放ち2点を加えたが、及ばなかった。

 先発竹田海士は、要所を抑えながらも計9安打を浴び四回に降板。二番手友廣は中盤以降は相手打線を抑え込み、三番手川上将大も好投した。

 慶応は初回、丸田湊斗の内野安打などで2死三塁とすると、加藤右悟の適時打で1点を先制。二回には渡辺憩らの3連打で1死満塁と攻め、死球押し出しで2点目。三回に3点、四回と五回には2点ずつを追加し五回までに9得点。終盤に猛攻を受けたが、序盤からの大量得点を生かし守り切った。

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