“やっとじいじに会えた” お盆休みをふるさとで 帰省ラッシュピーク 広島

お盆休みをふるさとで過ごす人たちの帰省ラッシュが11日、ピークを迎えています。

JR広島駅のホームや改札口は、家族連れなどでにぎわい、久しぶりの再会を喜びあっていました。

神戸からの帰省家族
「満席でずっと(子どもが)泣いちゃうし、ずっと通路にいました。やっとじいじに会えたので嬉しそうでよかったです」
「歩くようになって初めてなんです。待ち望んでいたのは毎日です毎日です」

JR西日本によりますと、新大阪方面からの下りの指定席は、11日午後8時ごろまでほぼ満席だということです。新幹線下りの自由席乗車率は、正午半発の「のぞみ33号」が120%、午後3時23分発の「さくら561号」が100%となっています。10日から17日までの予約席数は、新型コロナの影響が続いていた去年の約1.5倍で、感染拡大前の水準の約9割になるということです。Uターンラッシュのピークは15日の見込みです。

一方、広島空港を発着する国内線の予約状況はコロナ禍前を超えました。JAL・日本航空では、東京便の予約数は2万7175人で、前年比は127パーセントです。ANA・全日空は東京便の予約数が4万747人で、前年比が169パーセント。いずれもコロナ禍前の2019年を上回る数字となっています。

高速道路でも帰省ラッシュによる渋滞が発生しています。ネクスコ西日本によりますと、11日朝、山陽道下り尾道JCTから笠岡ICで、最大で約29キロ。また、玖珂IC~大野ICでも最大約24キロの渋滞が発生しました。午後4時現在で、山陽道下り広島東ICから西条ICで約13キロの渋滞が発生しています。

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