「地球の歩き方~愛知版」なぜ発売? 「地元愛が強いエリアを探したら愛知だった」 500ページに54市町村全ての見所を網羅

あの超有名な旅行ガイドブック「地球の歩き方」から「愛知版」が10日に発売されました!

中身が気になります。

そしてなぜ「愛知」なのでしょう?

旅行ガイドブック「地球の歩き方」の国内版は2020年に初登場!

シリーズ10作目が10日発売の「愛知版」です。

54市町村全ての見所を網羅。

「名古屋めし」は成り立ちから食べ方までとっても細かく紹介。

Q発売日の売れ行きは?

(丸善 名古屋本店 大森いずみさん)
「さっそく売れています。期待できます」

(来店客)
「面白そうだね。これ買ってみよう」

なぜ愛知版なのか、編集担当者は。

(編集担当 由良暁世さん)
「国内版『地球の歩き方』を出した時、地元の人が購入者の約9割だった。地元愛の強い地域の人が買ってくださっているとわかったので。地元愛が強いエリアを探したら愛知」

愛知県外に就職しても愛知にUターンする人が多いことなど、地元愛の強さを確信した由良さん。

製作期間は約10か月で500ページに。

(編集担当 由良暁世さん)
「“日本初”や“日本一”のものを持っている町がたくさんあって。今まで出した(国内版では)やっていないタイトルで試みたが、そういったことが(特集)できるのも愛知ならではのすごさ」

本を手にテレビ塔(中部電力ミライタワー)など、定番の観光スポットを歩いてみました。

中でも名古屋市科学館では。

本がすすめるマイナス30℃の「極寒ラボ」、暑い名古屋のまさにオアシス!

(名古屋市科学館 学芸員 小塩哲朗さん)
「数ある施設の中で当館を取り上げていただいたことが、とても光栄です」

愛知県知多市からの来館者に、愛知版を見てもらったところ

(知多市からの来館者)
「すごい、おもしろい。こういうのが出てくれると地元がもっと活性化する」

今回「愛知に見るものない」という地元の声も取材であったようですが…。

(編集担当 由良暁世さん)
「『何しに来るの?』とか『何も見るものない』と言う地元の人が、けっこういたけど、そんなことない」

これは、どうやらお世辞ではないようで…

(編集担当 由良暁世さん)
「紹介したいものがありすぎて載せきれない。何をそぎ落とすのかというところにすごく苦労した」

安心してください!面白いですよ!

「地球の歩き方」で愛知の再発見があるはずです。

© CBCテレビ