北陸道、長い車列 帰省ラッシュ本格化

手取川橋のリニューアル工事や帰省の影響で渋滞ができた北陸自動車道上り線=11日午後2時、白山市徳光町

  ●手取川橋の工事影響

 旧盆をふるさとで過ごす人の帰省ラッシュが11日本格化し、北陸自動車道や北陸新幹線など交通機関が混雑した。北陸自動車道では上りの美川インターチェンジ(IC)、下りの能美根上スマートIC付近で、2~4キロの渋滞が発生し、強い日差しの下、長い車列ができた。

 渋滞は手取川橋のリニューアル工事の影響に伴って起きたとみられる。中日本高速道路は旧盆期間中に小松―美川IC間で最大15キロの渋滞を見込んでいる。

  ●新幹線も混雑、乗車率最大150%

 JR西日本金沢支社によると、鉄道での帰省もピークを迎え、東京発の北陸新幹線の自由席乗車率が100~150%となったほか、大阪発のサンダーバードが110~160%、名古屋発のしらさぎが110~140%となった。Uターンのピークは13日。

 金沢駅では、土産物や荷物を抱えた帰省客らが出迎えの家族との再会を喜ぶ光景がみられた。

 航空各社によると、小松空港の発着便はほとんどが満席かほぼ満席となった。

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