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トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督がバイエルン移籍秒読みのイングランド代表FWハリー・ケイン(30)に言及した。
トッテナムとの契約があと1年を切った今夏も移籍か、残留かで揺れるなか、プレシーズンを過ごしたケインだが、長らく獲得に本腰のバイエルンが粘りの交渉の末、移籍金額を巡ってクラブ間合意に。ケインは11日にメディカルチェックのため、ドイツ入りした。
就任1年目のポステコグルー監督からすれば、プレミアリーグ開幕を目前にして主砲を失う格好だが、覚悟してはいたようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。
「私はここに来た初日にハリーと話をした。私も、彼も率直で正直にね。そこで彼がクラブ間で合意となれば、移籍する心づもりと察したんだ」
「彼は開幕戦までの解決に重点を置き、私もそうだった。これまでの過程において、この結末以外の道があると感じたことは何もなかったよ」
また、ケインの説得にあたったか否かを問われると、「いや、そんなの無意味だと思った。私が何を言おうと、ここ1カ月における彼の気持ちとは無関係だろう」と返した。
「私は壮大なビジョンを語れたが、彼はきっと前にも聞いたことがあるはず。私の気持ちは『この1カ月の間に互いを知ろう』というものだった」
「彼は(クラブ間で)合意しなければ、喜んで残るつもりでもあったんだ。私にそれを強要することもなく、非常にプロフェッショナルだったよ」
「だから、私も彼ほどの地位にある選手にふさわしい敬意を持って接するように努めた」