チェルシー、アダムス獲得を急きょ取りやめか…カイセドに再び注力

[写真:Getty Images]

リーズ・ユナイテッドに所属するアメリカ代表MFタイラー・アダムス(24)のチェルシー行きがとん挫の様相を呈しているようだ。

リーズの降格を受け、去就が注目されるアダムス。最近ではチェルシーが2000万ポンド(約36億8000万円)のリリース条項金を支払っての獲得が決定的とされ、メディカルチェックも取り沙汰される。

もはや秒読みと目される状況だったアダムスのチェルシー行きだが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏による続報によると、その動きがオフとなってしまったという。

チェルシーはどうやらブライトン&ホーヴ・アルビオンのエクアドル代表MFモイセス・カイセド(21)に再入札を決めたとのことで、そこに全力を注ぐべく、アダムスの獲得をストップした模様だ。

そんなチェルシーはカイセドの交渉次第で一転してアダムスの獲得を見送るとも。一方で、イギリス『スカイ・スポーツ』は決裂したとレポートし、あと4年の契約が残るリーズに戻る見込みとしている。

なお、カイセドを巡ってはリバプールが移籍金1億1000万ポンドでクラブ間合意に漕ぎ着けたされるが、選手本人がチェルシー行きを希望。チェルシーが1億1500万ポンドで再び動き出したといわれる。

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