馳知事が白山登山 「過去1番の好天」

御前峰に登頂した馳知事

 石川県の馳浩知事は12日、プライベートで白山登山に臨んだ。当初の行程は室堂(標高2450メートル)のビジターセンターまでだったが、好天に恵まれ、最高峰の御前峰(ごぜんがみね)(2702メートル)に登頂した。同センターに宿泊し、13日早朝に御来光を見るため、再び登る予定で、馳知事は「過去1番のいい天気だった。御来光にも期待したい」と話した。

 馳知事は12日午前6時半に市ノ瀬ビジターセンターを出発、観光新道を経て正午ごろに室堂に到着した。白山奥宮祈祷殿に参拝した後、御前峰へ出発し、午後1時ごろに登頂した。

 知事となって初めて白山に登った昨年8月は、大雨の影響で下山しており、道中ですれ違う登山客から「今年は天気がよくてよかったね」などと声を掛けられていた。

  ●携帯不感地帯を確認

 馳知事は登山道で携帯電話の不感地帯があることを確認。「白山は世界ジオパークに認定されたばかりで、ふるさと学習の大事な場だ」と語り、携帯電話事業会社に改善を働き掛ける考えを示した。

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