旬のスイカ、早食い競争熱く 青森・つがる市

早食い競争でスイカにかぶりつく子どもたち

 「第10回つがる市メロン・スイカフェスティバル」が11日、同市のつがる地球村おまつり広場で開かれた。同市産の旬のメロン、スイカが割安で即売されたほか、スイカの早食い競争も行われ、青森県内外の来場者で大盛り上がりだった。

 8月の恒例行事で、市や地元農協などでつくる「つがるブランド推進会議」が主催。メロン、スイカは小売店の販売価格より約2~4割安いとあって、メロン500箱(1箱5、6玉入り4千円)、スイカ300玉(1玉6キロ以上1500円、同8キロ以上2500円)は販売開始から約1時間後に完売する盛況ぶりだった。

 早食い競争には小中学生14人が挑戦。合図と同時にみずみずしいスイカにかぶりついた。大人7人が飛び入りで参加し、滴り落ちる果汁が飛び散るのも何のとばかりに真剣勝負を繰り広げ、会場の笑いを誘った。

 小学男子の部で優勝した平川市猿賀小6年の山田日優(ひゆ)君は「味わう余裕がないぐらい急いで食べた。優勝はうれしいし思い出になった」と話した。

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