青森県内真夏日、久々ゼロ 7月21日以来 青森市は最高27度

傘を差す人が行き交う青森駅前=12日、午後2時15分ごろ

 猛暑が続いた青森県内は12日、22日ぶりに真夏日地点がゼロとなった。青森市は最高気温27度に落ち着き、連続真夏日記録は19日で止まった。

 青森地方気象台によると、寒気を伴った低気圧の影響で曇りや雨となるところがあった。各地の最高気温は深浦が29.1度、弘前が28.3度、五所川原市市浦が28.1度、八戸24.1度、むつ25.6度など。県内23観測地点中、最高気温が30度以上となる真夏日の地点がゼロとなるのは7月21日以来。

 青森駅前の公園で、幼稚園児の息子、夫と過ごしていた会社員沢目朋枝さん(45)は「ここ数日は、アウトドアな息子も外に出たがらないくらいの暑さで大変だった。久しぶりに公園で遊べてよかった」とほっとした表情で話した。

 同気象台によると、13日の県内は気圧の谷の影響などにより、場所によっては雷を伴い激しく雨が降る見込み。各地の予想最高気温は深浦と弘前で32度、青森が28度、八戸26度、むつ24度。

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