猛暑の青森市に「恵みの雨」、虹のアーチくっきり 連続真夏日19日でストップ

青森市の東の空に現れた虹=12日午後、東奥日報社本社屋上

 連日の暑さに耐えた市民に粋なご褒美? 12日午後、青森市の東の空にくっきりと虹のアーチが現れた。

 青森市は7月24日から8月11日まで19日連続の真夏日となったが、12日は時折“恵みの雨”が降り、最高気温27度と過ごしやすい日となった。虹が見られたのは午後3時半過ぎ。低めの空に市街地を覆うような緩やかな弧を描いた。

 青森地方気象台によると、12日午後は太平洋側で雨が降り、津軽地域が晴れた。太陽が西に傾き、東側で降る雨に光が屈折して虹が大きく見えたとみられる。雨粒が大きいと光の集中が増し、色の境がくっきり見える傾向にあるという。市内の一部では二重の虹を見た人もおり、X(旧ツイッター)には写真とともに「幸運のサイン?」「いいことありそう」と投稿が並んだ。

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