マリナーズ連勝ストップ カービーが9回零封の快投も援護できず

【オリオールズ1-0マリナーズ】延長10回タイブレーク@T-モバイル・パーク

8連勝中のマリナーズは名投手フェリックス・ヘルナンデスの球団殿堂入りセレモニーを開催。「キング」の愛称で親しまれたヘルナンデスが見守るなか、ジョージ・カービーが9回3安打無失点という抜群のピッチングを見せたものの、打線が援護できず、延長タイブレークの末に0対1で敗れ、連勝が8でストップした。オリオールズ6番手のフェリックス・バティースタが2イニングを無失点に抑える好リリーフで7勝目(2敗)をマーク。マリナーズ2番手のアンドレス・ムニョスに5敗目(2勝)が記録された。

カービーはオリオールズ打線をほとんど寄せ付けず、7回まで被安打わずか1本、併殺打を含めて打者21人で打ち取るほぼ完璧なピッチングを見せた。8回表と9回表はヒットを1本ずつ許したが、いずれも無失点。与四球を1つも出さず、103球で9イニングを投げ抜いた。ところが、打線がオリオールズ投手陣の前に沈黙し、先発のコール・アービンに5回まで無得点に抑えられるなど、カービーを援護できず。試合は0対0のまま延長タイブレークに突入した。

勝てばプレーオフ圏内に浮上するマリナーズは、10回表にクローザーのムニョスを投入。ところが、一死からライアン・マウントキャッスルにタイムリーを浴び、オリオールズに先制を許してしまった。その裏、オリオールズはクローザーのバティースタが前のイニングから続投し、マリナーズは9番から始まる攻撃が三者連続三振。打球を前に飛ばすことすらできず、0対1で敗れた。

この結果、ワイルドカード争いで3位のブルージェイズと4位のマリナーズの0.5ゲーム差は変わらず。なお、オリオールズの藤浪晋太郎には登板機会がなかった。

The post マリナーズ連勝ストップ カービーが9回零封の快投も援護できず first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.