雲行きが怪しくなったサマルジッチのインテル移籍、再交渉で今度こそ決着へ?

[写真:Getty Images]

ウディネーゼのセルビア代表MFラザール・サマルジッチ(21)のインテル移籍が難航している。『フットボール・イタリア』が伝えた。

ナポリ、ミラン、ユベントスなども関心を示していた若手有望株のサマルジッチ。U-21イタリア代表MFジョバンニ・ファビアン(20)の譲渡を契約に盛り込んだインテルがウディネーゼとクラブ間合意に達し、すでにメディカルチェックを行ったことも報じられていた。

しかし、11日にサマルジッチの父親と代理人がインテルの幹部陣と会談を実施。突然、手数料の上乗せを要求し、破談寸前の状況まで陥ったという。

インテル側は自分たちができる限りのことはやったと断言しているようで、すでに合意に至っていた条件を改めるつもりはない模様。新たにウェストハムがインテル以上のオファーを用意しているという報道もあった中、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、サマルジッチ側はインテルが折れないことを承知の上で、インテル側との新たな話し合いに臨むようだ。

また、ウディネーゼもサマルジッチの代理人らに対し、交渉の引き伸ばしをやめて取引完了へ向かうよう圧力をかけているとのこと。サマルジッチ本人と代理人も契約成立へ向かうことをインテルに確約したというが、無事決着はつくのだろうか。

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