町中華で飲ろうぜにも登場!浅草橋の顔ともいえる町中華で味わう名物「あん焼き」

旅人へひとこと

東京は浅草橋で人気の老舗町中華で過ごした、ランチタイムのひとコマをご共有します!

東京都台東区浅草橋 ──

JR総武線に揺られてやってきたのは、浅草橋。そして、浅草橋駅から徒歩2〜3分ほどのところに、行列必至の人気町中華があります。

それが、こちら ──

『中華料理 水新菜館(みずしんさいかん)』さんです!

『水新菜館』さんの創業は、なんと明治30年(1897年)。実に120年以上の歴史を持つ老舗の中華料理店です。元々はフルーツショップとして開業されたのだとか。

お昼時は行列必至!ただ、「今日みたく日差しが強いと、行列が出来なかったりするんですよ」とは、お店の方。とは言え、筆者が伺った平日ランチタイムは、終始満席状態ではありましたけど。

なお、庶民のための中華食堂的店内の壁には、カラフルなメニュー札も。昭和風情がスッと心を落ち着かせてくれます。また、お店の方は明るく、その接客は物腰柔らかで、まっこと居心地良き空間だと感じました。

あんかけ焼きそば

『水新菜館』さんの看板メニューです。オーダーすると、お店の方が「あん焼きぃーっ!」と厨房に向かって伝える声が印象的。食中、店内では何度も聞こえてきました。

種類豊富なメニューたちにオーダーを迷ってしまうところですが......迷った時はまずコレですかね。

まずなにより具だくさんな餡!野菜たっぷりなのが、素直にうれしなポイントです。

具材は、白菜や人参、筍、青菜、マッシュルームなど。いずれもシャキッとした食感。そして、餡と馴染んでほのかに緩んだボディから、各々固有の甘味がじんわり滲み出てきます。

さらに、キクラゲのシュクッとした食感。豚肉や小海老、うずらの卵等の“タンパク質チーム”も変化を楽しませてくれるその役回りが、グッジョブです。

ややさらっとした感のある、オイスターソースで味付けされた餡自体の甘味はほどよく。甘味の幅は、上記野菜たちによって彩られる感じですね。変にくどくなく、まさに良い塩梅です。

そして、これが麺に絡んでくる、そのコラボレーションが秀逸!と。

やや縮れた細めな丸麺は、茶と白のツートンカラーで。

お焦げ部分のカリッと感と、色白な素焼き部分の軽やかなモチッと感。この食感のメリハリ・コントラストが、最後まで「飽き」という言葉を遠くへ追いやります!

そして、やはり軽いのが良いですね。餡と絡んでも決してもたれず、終始とてもフレッシュな感覚を覚えます。

お皿の脇に添えられたカラシや卓上のお酢などによる味変も、あくまでも爽やかに。消費が捗るアイテムとして有用です!

魅力的なメニューたち

ぜひとも色々なメニューを試してみたい!という欲求が湧いてきました。看板メニューである「あんかけ焼きそば」のおいしさを知った後だと余計に。

ディナータイムなら、グループでオジャマして、ちょっとずつツマミながら中華呑みするなんてのもアリかもしれませんね。

アットホームでほっこりする、人気町中華でのランチタイムに感謝して

もう素直に「良いお店」だなぁ〜と。お料理のおいしさはもちろんなのですが、お店の雰囲気の良さにも支持される理由が確実にあるように思いました。

そして、お会計の際に「おいしかったです」と女将さんにお伝えした際、ニコッとして「あらぁ、ありがとうございます」とおっしゃった時の笑顔がステキでした。

それでは、改めましてごちそうさまでした!

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中華料理 水新菜館

〒111-0053 東京都台東区浅草橋2丁目1−1

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*この記事は2023年7月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:ヤマネコ

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