大谷が「腕の疲労」で次回登板を回避 大谷からネビン監督に申し出

日本時間8月14日、エンゼルスのフィル・ネビン監督は大谷翔平が次回登板をスキップすることを明らかにした。大谷は順調にいけば日本時間8月16日のレンジャーズ戦(グローブライフ・フィールド)で先発する予定だったが、「腕の疲労」のため、ローテーションの順番を1回スキップすることに。ネビン監督によると、大谷自身から申し出があったという。大谷の次回登板は日本時間8月22日もしくは23日のレッズ戦(エンゼル・スタジアム)ということになりそうだ。

ネビン監督は「故障ではない。ただ疲れているだけだ」と語り、登板回避の理由が故障ではないことを強調した。明日から始まる敵地でのレンジャーズ3連戦は、初戦にパトリック・サンドバルが先発し、2戦目には1日前倒しでルーカス・ジオリトが先発することになる。3戦目の先発投手はまだ確定していないが、故障者リストから復帰したグリフィン・キャニングが起用される可能性が高いとみられている。

投手・大谷は疲労が蓄積し、コンディションが万全でないなかでも好投を続けており、直近3試合で合計19イニングを投げ、失点はわずか1(自責点0)。その直前に3試合連続5失点で防御率が3.71まで悪化したが、直近3試合の好投で3.17まで向上した。しかし、今季10勝目をマークした前回登板でも大谷が疲れているのは誰の目にも明らかであり、大谷自身が「登板をスキップするのがベストだと思う」と申し出ると、ネビン監督もすぐに同意した。

ネビン監督は「何度も言ってきたが、彼は自分の身体のことを誰よりもよく知っている。彼の話は信用できる。痛みも故障もないと断言しているし、投手がときどき経験するような疲労があるだけだ。次の登板には間に合うだろう」と大谷に全幅の信頼を置いている。指揮官は「打撃には影響はない。指名打者として休む必要はないだろう」とも話しており、登板をスキップする一方で、打者としては試合に出場し続けることになりそうだ。

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