アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」の主人公が住む家のモデルになった上市町浅生の古民家「花の家」の夏のイベントが13日、現地で行われた。映画に登場する焼き鳥を再現した屋台が初めて出店するなど多彩な企画でにぎわった。
花の家の維持、管理を担うNPO法人のメンバーに昨年加わった南砺市の焼き鳥店「小番」店長、高桑亨さんが、映画の中で主人公が作った焼き鳥を再現。長野県上田市の名物「美味(おい)だれ焼き鳥」をモデルにしたもので、鶏肉とピーマン、パプリカを串に刺して焼き、カップに入れたしょうゆ味のたれにつけて食べる。来場者は映画に出てくる味を堪能した。
「おおかみ遠吠(とおぼ)えコンテスト」では、参加者がオオカミのように大きな声で「ワオーン」と鳴きまねを披露し、声の大きさや息が続いた時間などを競った。スタンプラリーもあった。