オリオールズが延長タイブレークを制す 藤浪はメジャー初セーブ

【オリオールズ5-3マリナーズ】延長10回タイブレーク@T-モバイル・パーク

連日の延長タイブレークとなったオリオールズ対マリナーズの一戦は、10回表にセドリック・マリンズの10号2ランで勝ち越したオリオールズが5対3で勝利。逆転でのプレーオフ進出に向けて勢いに乗るマリナーズとの3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。オリオールズ5番手のニック・ベスピが今季初勝利(0敗)をマークし、6番手の藤浪晋太郎は記念すべきメジャー初セーブを記録。マリナーズ6番手のトレント・ソーントンは今季初黒星(0勝)を喫した。

オリオールズがカイル・ブラディッシュ、マリナーズがブライス・ミラーの先発で始まった一戦は、2対2の同点で終盤に突入。9回表にオリオールズが1点を勝ち越したあと、9回裏一死からタイ・フランスの同点アーチかと思われた大飛球をマリンズが好捕し、オリオールズの勝利が決定的になったかと思われた。ところが、ドミニク・キャンゾーンが起死回生の2号同点ソロを放ち、試合は3対3の同点で延長タイブレークに突入。直前にスーパーキャッチを見せたマリンズが10号勝ち越し2ランを放ち、チームを勝利に導いた。

オリオールズの藤浪は2点を勝ち越した直後の10回裏に6番手として登板。先頭のディラン・ムーアに対してカウントが3-0となり、周囲を慌てさせたが、そこから落ち着きを取り戻してムーアを空振り三振に仕留めると、暴投で一死3塁となったものの、マイク・フォードを浅めのレフトフライ、フリオ・ロドリゲスをショートゴロに打ち取り、三者凡退で試合を締めくくった。藤浪にはメジャー初セーブが記録され、今季の防御率は7.99となっている。

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