J2からオランダ1部へ! 岡山のU-20日本代表MF佐野航大がNECナイメヘンに完全移籍、FW小川航基とチームメイトに

[写真:Getty Images]

ファジアーノ岡山は14日、U-20日本代表MF佐野航大(19)がエールディビジのNECナイメヘンへ完全移籍することを発表した。

メディカルチェックと手続き完了後に正式に移籍が決定。15日にファンサービスを行い、そのまま離日することになる。

佐野は岡山県出身で、米子北高校から岡山に入団。2022年にはプロ1年目ながら明治安田生J2リーグで28試合に出場し3得点を記録していた。

今シーズンもJ2で20試合に出場し2得点、天皇杯で1試合に出場していた。

実兄は鹿島アントラーズの佐野海舟。兄とは異なり、サイドや攻撃的なポジションでプレー。U-20ワールドカップにも出場していた。

海外移籍が決まった佐野はクラブを通じてコメントしている。

「このたび、オランダリーグ1部のNECナイメヘンに移籍することを決断しました。ファジアーノ岡山が掲げるJ1昇格という目標がある中、シーズン途中でチームを抜けることに対して自分の中で戸惑いはありましたが、色々な方と話をして海外でサッカーをするという自分の目標にチャレンジしたいという決断に至りました」

「ファジアーノ岡山に加入して日々の練習やリーグ戦でたくさんの失敗もしましたが、いつも温かい拍手や声援を送ってくださった、家族、友人、チームメイト、監督、コーチングスタッフ、フロントスタッフ、ファン・サポーター、スポンサーの皆さまには感謝しかありません」

「そして、ファジアーノ岡山で経験させて貰ったことを100%ぶつけて海外で必ず成長して、子どもたちに夢を与えられる選手になれるよう頑張ってきます。応援してくださっている方々に良い結果が届けられるように頑張りますので、これからも応援していただけたら嬉しいです」

「1年半という短い間ではありましたが、本当にありがとうございました。行ってきます!!」

NECナイメヘンには、横浜FCからFW小川航基が完全移籍で加入。エールディビジの開幕戦でいきなりゴールを記録していた。

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