バリアフリーの地図公開、札幌 車いすも安心して移動

札幌市が公開した「ユニバーサル地図/ナビ」の画面

 札幌市は7月から、ベビーカーや車いす利用者、高齢者が安心して移動できるよう、スロープの場所などバリアフリーの情報を必要に応じて表示できる「ユニバーサル地図/ナビ」をホームページで公開している。民間企業と連携、政令市では初の取り組みという。

 この地図は全日本空輸が中心となって開発を進め、エレベーターや多目的トイレなどの場所、車いすが通れない段差といったバリアー(障害)情報も確認できる。

 出発地と目的地を入力すると、建物内の通過や横断歩道など、経路を色分けして分かりやすく表示。過去に車いすの人が移動したルートを参考にできるよう、自走、電動式など種類ごとに見られるようにした。

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