「予定を1日早めて帰ってきた」台風7号接近で帰宅急ぐ人も…JRは静岡県内でも運休や運行本数減

接近中の台風7号は、静岡県内の交通機関にも影響を与えています。JR静岡駅から影島亜美キャスターの報告です。

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<影島亜美キャスター>
JR静岡駅前です。静岡駅前は3時間ほど前から大粒の雨が降ったり止んだりを繰り返していますが、現在は雨の様子落ち着いているといった状況です。そして、風も時折、強く吹くのを感じます。さらに、駅の構内かなり湿気がありましてムシムシとしているのを感じます。

14日のJR静岡駅では、お盆期間の真っ只中ということもあり、静岡から帰る客や、その反対に帰省を終え、静岡に戻ってきた客の姿が見られました。

<静岡から東京に帰る人>
「本当はあした帰る予定だったんですけど、1日早めて、あすが直撃の日ということなので」
<神戸の実家から静岡に帰ってきた人>
「帰れるか分からなかったので、静岡の家の台風の対策をしてから、神戸に行って帰ってきた」

14日午後5時現在の新幹線の自由席の乗車率は、上りがひかりで90%、こだま60%、下りはひかりが40%、こだまが30%となっています。

JR東海によりますと、現在、在来線の東海道線は静岡県内区間すべてで14日正午頃から本数を減らして運行しています。東海道新幹線は通常通りの運行です。

JR東海はすでに、15日の東海道新幹線の名古屋~新大阪間について、終日の計画運休を決めていて、県内区間が含まれる東京~名古屋間については、ひかりは終日運休、こだまは本数を減らして運行することを決めています。

一方で、在来線については、東海道線の浜松~豊橋間で終日運転見合わせ、熱海~浜松間は本数を減らして運行することを発表しています。

今後、雨や風の影響で新幹線、在来線のダイヤが変わる可能性もあり、JR東海はホームページなどでの確認を呼びかけています。

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